【Tableau】Tableau Desktop入門②:ワークスペースの用語を紹介

はじめに

初めてTableauを触る方向けに、「そもそも画面の見方がわからない!」という疑問に対して、ひとつずつ説明していきます。
 
初めてじゃない方でも、Tableau Desktopについて誰かに指導してもらったり、誰かに指導するときに、
このように、意思疎通が取れないことはありませんか?
そこで、Tableau Desktopのワークスペースの用語を知ることでコミュニケーションをスムーズにとれるようにしましょう。

解説

ワークスペースの左側

  • データペイン
    • データソースを選択したり、フィールド(後述)のリストを表示するエリア。
  • アナリティクスペイン
    • データペインと切り替え表示できる(内容については今回は省略)。
  • データソース
    • このワークブックが使用しているデータソース名。
      複数使用している場合は使いたいデータソース名をクリックすることで選択できる。
  • フォルダ or テーブル
    • 1つのデータソースの中で複数のテーブルを接続している場合はテーブルごとにフィールドをグループ化できる。
      横の「>」をクリックすることで中身を展開することができる。
  • フィールド
    • データベースの1つの列をあらわす。フィールド名と列名は基本的に同意。
    • ディメンションフィールド
      • 層別するためのフィールド。主に文字列データや日付データ(例外あり)。
        集計を「きりわける」ためのデータ。
        基本的にフィールド名の左のアイコンが青色となっている。
    • メジャーフィールド
      • 集計するためのフィールド。主に数値データ。
        「集計対象」となるデータ。
        基本的にフィールド名の左のアイコンが緑色になっている。
  • パラメーター
    • 数値や文字列などを外部入力させるための箱。
       
       
 

ワークスペースの真ん中

 
  • ページシェルフ
    • あまり使わないので、ここでは名前だけ。
  • フィルターシェルフ
    • フィルターとして使いたいフィールドをドロップすることでフィルターを設定できる。
  • マークカード
    • なぜかマークシェルフではない。ビューの外観を編集できる。
  • マークタイプ
    • 「棒グラフ」「折れ線グラフ」などの種類を選択できる。
      デフォルトは「自動」となっていて、Tableauがいい感じのグラフを選択してくれるが、そのままでOK♪となることはあまりない。
  • プロパティ
    • グラフの色やサイズなどを編集することができる。それぞれのプロパティにフィールドをドロップすることで、フィールドの値によってプロパティをコントロールできる。
      「詳細」って何…?? と思うかもしれないが、「色」にも「サイズ」にも「テキスト」にも反映させたくないが、とにかく切り分けたいときに使う。
       

ワークスペースの右側

  • 列シェルフ、行シェルフ
    • 列方向、行方向に表現したいフィールドをドロップする。
  • タイトル
    • シートのタイトル。デフォルトの「シート1」のままだと何のシートかわからなくなるのでいい感じの名前をつけよう。
  • ビュー
    • グラフが表示されるエリア。グラフにしたいフィールドをどこにドロップしていいか分からないときは、とりあえずビュー上の直接ドロップすると何かしらのグラフができる。
 

さいごに

正直なところ、用語を知らなくてもダッシュボードをつくることはできます。
しかしTableau Desktopの画面を共有しながらコミュニケーションをとる際や、Tipsをネットで調べる場合に用語を知っていると便利です。
あと、用語を使いながら話すと玄人っぽく聞こえます。おすすめです。

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