【Tableau】freeeのデータをCSV出力して連携する方法を紹介

はじめに

経理・会計系のクラウドサービスとしてシェアNo.1のfreee。各種帳票の管理や仕訳入力の自動対応、スマホ上での承認など、多機能で便利なサービスです。
ステータスの管理や傾向把握など、個々の帳票のリスト管理に留まらない全体分析ができれば、会計業務がさらにスムーズになるのではないでしょうか?
会計業務のDXをさらに加速させるには、データをわかりやすく、かつスピーディにグラフ化することができるBIツールを活用することがおすすめです。
 
今回はBIツールであるTableauで、freeeのデータに接続する方法をご紹介します。
ここでご紹介するのは、最も簡単な方法として、freeeからデータをCSV形式でエクスポートし、Tableauに入力する、という方法です。
 
 

freeeからデータをCSV形式でエクスポートする

 
freeeからデータをCSV形式でエクスポートする手順を説明します。
まずfreeeにログインし、データを取得したい帳票の画面を開きます。一覧表示されている箇所の右上にある「エクスポート」から「CSVエクスポート」を選択しクリックします。
※今回は経費精算を例にとったデモとしていますが、他の帳票の際にも手順は同様です。
 
 
CSVの文字コードを選択するウインドウが表示されるので、「UTF-8」を選択し、「出力」をクリックします。
 
 
再度「エクスポート」を選択し、今度は「エクスポート履歴」をクリックします。
 
 
エクスポートのリクエストをした履歴が表示されます。出力日時を確認し、対象の帳票の「ダウンロード」をクリックします。これでCSV形式でのエクスポートは完了です。
※過去数年分などのサイズの大きな帳票の場合、エクスポート準備に時間を要し、すぐには「ダウンロード」がアクティブにならない場合があります。ダウンロードができる状態になったらメールで通知が来るので、そのタイミングで再度確認が必要です。
 
 
 

Tableauでfreeeから出力したCSVを読み込む

まずはTableau Desktopを立ち上げます。次に、「ファイルへ」の下の「テキストファイル」をクリックします。ファイルを開くダイアログボックスが表示されるので、先ほどfreeeからエクスポートしたファイルを選択して「開く」をクリックするか、ファイルをダブルクリックして開きます。
 
ファイルを開くと、下のような画面になります。
CSVファイルに接続すると、データの項目名一覧とデータのサンプルが表示されます。
 
データ項目とは、CSVの1行目にどのようなデータが入っているかを表します。
データ項目名やその中身が、想定しているものと一致しているかをこの画面で確認します。想定通りのデータに接続できていれば、画面左下の「シート1」をクリックしてグラフ化の作業を進めます。
 
シートに移動すると下のような画面が表示されます。
データ一覧から、表示したい項目を選んでグラフ表示エリアにドラッグアンドドロップすることでグラフをつくることができます。

最後に

いかがでしたか?
freeeからCSVを出力してTableauに連携する方法をご紹介しました。
freeeのデータをTableauで可視化することで大量データをスピーディに、より詳細に分析することが可能になります。
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