【trocco】RESASのデータをスプレッドシートに出力する方法を紹介

はじめに

 
RESAS:リーサスは、地域経済分析システムのことです。経済産業省と内閣官房デジタル田園都市国家構想実現会議事務局が、地域の活性化に関心を持つ様々な分野において、効果的な施策の立案・実行・検証のためなどに広く利用してもらうために公開しています。
 
本ナレッジでは、ETLツールのtroccoで RESAS API を使ってスプレッドシートに出力する方法をご紹介します。企業内のデータを組み合わせることで新しいインサイトに結び付けてもらえると幸いです。

解説

①APIキーの発行

RESAS-API 利用登録 で必要項目を入力しキーを発行します。
APIキーは忘れないように気をつけてください。

②troccoで接続設定を作成する

troccoのダッシュボードから転送設定の「新規作成」をクリックします。
 
転送元の「+選択してください」をクリックします。
 
検索フィールドで「HTTP」と入力して絞り込み、「HTTP(S)」をクリックします。
 
転送先の「+選択してください」をクリックします。
 
検索フィールドで「Spreadsheets」と入力して絞り込み、「Google Spreadsheets」をクリックします。
 
「この内容で作成」をクリックします。
 
 

②RESAS-APIで都道府県一覧のデータを取得する

RESAS-APIの仕様から都道府県一覧で必要な設定情報を確認します。
以下の情報は必須となります。
Overview
API Endpointhttps://opendata.resas-portal.go.jp
SSL Support対応
利用可能なHTTPメソッドGET
レスポンスデータフォーマットjson
都道府県一覧
パラメータ
  • 不要
 
レスポンス
NameDescription
/result/prefCode都道府県コード
/result/prefName都道府県名
 
下記の画像の通りに必要な情報を入力します。
HTTPヘッダの「X-API-KEY」は、APIキーを指定します。
Google Spreadsheets の接続情報は別途接続情報を参考にしてください。
 
「次のSTEPへ」をクリックするとプレビューが表示されます。
仕様通り、prefCodeとprefNameがレスポンスとして取得できました。
 
加工が必要ない場合、そのまま「確認画面」をクリックして保存します。
実行して Spreadsheets に出力されることを確認しましょう。
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