【Power BI】BacklogにCData Connect Cloudを使って接続する方法を紹介
![](https://s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/wraptas-prod/atara/e27d31b6-f98d-4d5c-b6d8-b8da437bc6f8/f90a17c10fdf3267523c66dc1b50bf58.jpg)
はじめに
プロジェクトや個人業務のタスク管理を行うSaaSとして人気のBacklog。タスク内容の記録・共有・進捗管理等をスムーズに行うことができ、とても便利なツールです。
ですが、個々の課題の管理を主としているサービスのため、各タスクの工数実績管理など、完了分を含めた全課題の集計や分析がスムーズに行えず、ストレスを感じたことはないでしょうか?
そのようなストレスを抱えている方には、データをわかりやすく、かつスピーディにグラフ化することができるBIツールを活用することがおすすめです。
今回はBIツールであるPower BIで、Backlogデータに接続する方法をご紹介します。
ここでは、CData Connect Cloudというサービスを使ってPower BIからBacklogに接続する方法について説明します。
解説
CData Connect Cloudとは
CData Connect Cloudとは、100種類を超えるSaaSデータにコーディングなしで接続することができるクラウドサービスです。BIツールで可視化をしたいデータソースが多岐にわたる場合、目的のデータソースに接続するためのコネクターが、使用しているBIツールに備わっていない場合があります。その場合、例えばデータをCSVに出力してからBIツールで読み込むこともできますが、その場合はデータを更新するたびにCSV出力・読み込みが必要になります。本記事で紹介するCData Connect Cloudを活用すれば、CSVに出力することなく、データソースに接続できるようになるので、データ更新の手間が不要になります。また、データを接続させるためにAPIをコーディングする必要もありません。
①BacklogからAPIキーを発行する
CData Connect CloudからBacklogに接続するためにAPIの発行が必要になります。
まず、Backlogの画面右上のユーザーアイコンから「個人設定」を開きます。
![](https://s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/wraptas-prod/atara/9b48fa7a-c1f2-43bf-b381-f51ebef74175/cf13d64e3586744f40a634a904f454da.png)
次に個人設定の右側メニュー内から「API」をクリックして、新しいAPIキーを発行します。何のためのAPIキーなのかを「メモ」内に記載して、「登録」をクリックします。
![](https://s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/wraptas-prod/atara/68ddf825-75f2-4215-9a26-c7ecc7409567/47c44bd6215cadb2f2e921226794c887.png)
登録が完了すると「登録されたAPIキー」にAPIキーが一覧として表示されます。クリップボードマークをクリックしてAPIキーをコピーしておきます。このAPIキーはCData Connect Cloudで接続を設定する際に使用します。
![](https://s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/wraptas-prod/atara/0f866d7f-b20f-42b1-9858-77946758614d/554bcf04202810fc03025933433468b6.png)
②BacklogにCData Connect Cloudから接続する
CData Connect Cloudのホーム画面左のメニューから「Connections」をクリックします。
![](https://s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/wraptas-prod/atara/c89381a4-5788-4a22-b924-15f7551dd1e5/2fd15f4b69d5247e137b505daf391910.png)
Connection画面の右上の「+Add Connection」をクリックして新しい接続を作成します。
![](https://s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/wraptas-prod/atara/91b8245f-e929-4ffa-ac47-99315d793e3c/d25377f62deace711b16001c88b35a81.png)
データソース選択画面で「backlog」で検索し、Backlogをクリックします。
![](https://s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/wraptas-prod/atara/f724c072-5131-40bb-bd68-8a10ef67e625/31fe35f13393afe5ef9b0c4475f8151f.png)
次にBacklogに接続するために必要な情報を入力します。
![](https://s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/wraptas-prod/atara/5e8fad9b-c8e1-43b0-ae81-7407ca1bc5b2/69acf3bf4fde18bdf6bddad089408c80.png)
URL:お使いのBacklogのURLを入力します。 https://●●●.backlog.jp/
Api Key:さきほど発行したAPIキーを入力します。
Connection Nameは接続元(今回はPower BI)が参照する際の、接続データの名称になります(今回はデフォルトの「Backlog1」に設定)
入力が完了すると、右上の「Create & Test」ボタンがアクティブになるので、クリックして接続を完了します。
![](https://s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/wraptas-prod/atara/7b571025-5486-4f37-8a7c-905aeeb02c65/c70b1f556a776a3cefdfa6bf3e4127dd.png)
③Power BIからBacklogにCData経由で接続する
Power BI Desktopのトップ画面メニューから「データを取得」>「詳細」をクリックします。
![](https://s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/wraptas-prod/atara/b2154e01-107f-414d-b2fc-396f08cde809/f00e43bb85c61766de4156e02ee48943.png)
検索窓に「cdata」を入力し、「CData Connect Cloud」をクリックします。
![](https://s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/wraptas-prod/atara/dd9b6460-6259-424b-a40d-2a3843312608/78eda4f5b5105c156285d2837167074d.png)
次にコネクターを使用する際の注意ウィンドウが表示されますので、「続行」をクリックします。
(過去、下部チェックボックスにチェックを入れて次に進んでいた場合、はこの画面はスキップされます)
![](https://s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/wraptas-prod/atara/bd2f120e-4fec-4536-8e4e-ce4cf19619b0/40013eb1e87e1f6fde2789a788b09bf8.png)
CData Connect Cloudにサインインし、接続ボタンをクリックします。
![](https://s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/wraptas-prod/atara/fc1652d9-9d1e-4ed4-9ee0-74129119c519/ebed09e724a30756eec6da9ca9758871.png)
接続が完了すると、左側にCData Connect Cloudにて接続設定を行ったサービスの一覧が表示されます。
各データをクリックすると、右側にクリックデータのプレビューが表示されます。
今回は「Backlog1」をクリックし、下位フォルダから連携したいデータにチェックを入れて、「読み込み」ボタンをクリックします。
![](https://s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/wraptas-prod/atara/f6519b2e-8393-42cf-a984-6ad41ae47cae/8a9d48686cb768ff5f26e2093eafea73.png)
選択データの読み込みが完了すると、データの項目一覧が表示されます。
![](https://s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/wraptas-prod/atara/cf6b2826-0ac4-4e0e-9519-b95f0d54696c/263417e34f5a313d740d17f8730b7439.png)
適宜、項目を選択して視覚化を行えるようになります。
最後に
いかがでしたか?
BacklogからCData Connect Cloudを経由してPower BIに連携する方法をご紹介しました。
BacklogのデータをPower BIで可視化することで大量データをスピーディに、より詳細に分析することが可能になります。
・会社のデータをもっと有効活用をしたい
・BIツールを導入したい
・Power BIに取り込みたいデータソースがある
・Power BIの効果的な可視化についてもっと知りたい
・組織においてのPower BIの定着化をもっと推進したい
・新しいKPIを作りたいが、自信がない
アタラにはPower BIを含むBIツールのエキスパートが在籍しております。
このような課題をお持ちの方は、ぜひお気軽にこちらまでご相談ください。
この記事をシェアする
まずはお気軽にご相談ください
BIシステムの導入からデータ活用の自走化まで支援いたします
![画像](https://s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/wraptas-prod/atara/4d0b04d7-7f5d-42c3-b823-340f0c6b6ba2/85e622eaa9cd1405991d24003691b01f.png)