【Power BI】kintoneのデータをCSV出力して連携する方法を紹介
![](https://s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/wraptas-prod/atara/3fe66dd4-4a5b-49fc-9e73-c8ce83e44a86/06ecffe40abe70ea8d7ec08abe77a6c6.png)
はじめに
ノーコード業務クラウドサービスとして、業界・業種・規模を問わず活用が広まっているkintone。スケジュール管理、問い合わせ管理、顧客管理、商談管理などの、各種の業務アプリケーションをプログラミング不要で作成できる多機能で便利なサービスです。
個々のアプリケーションで入力されたデータを、単なる表に留まらないダッシュボードによる分析ができれば、業務がさらにスムーズになるのではないでしょうか?
入力・管理の一歩先の業務DXをさらに加速させるには、データをわかりやすく、かつスピーディにグラフ化することができるBIツールを活用することがおすすめです。
今回はBIツールであるPower BIに、kintoneのデータを接続する方法をご紹介します。
ここでご紹介するのは、最も簡単な方法として、kintoneからデータをCSV形式でエクスポートしPower BIに接続する、という方法です。
Power BIは、PCにアプリケーションをダウンロードして使用するオンプレミス型のPower BI Desktopと、WEB上の環境で使用するクラウド型のPower BI サービスの2つの形態があります。
本記事では、それぞれの操作方法をまとめています。
kintoneからデータをCSV形式でエクスポートする
Power BI Desktop、Power BI サービスのいずれを使用する場合にも、まずkintoneからデータをCSV形式でエクスポートする手順が必要です。
まずkintoneにログインし、データを取得したいアプリの画面を開きます。一覧表示されている箇所の右上にある「・・・」から「ファイルに書き出す」を選択しクリックします。
![](https://s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/wraptas-prod/atara/bfd54c12-00a4-4582-8117-4efd331d4af4/1ca6e742afcb43b4b641efe269bf9e95.png)
書き出しの設定を行う画面が表示されます。「文字コード」のプルダウンメニューから、「Unicode(UTF-8)」を選択し、左上の「書き出す」をクリックします。
![](https://s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/wraptas-prod/atara/5495db2a-e6d0-4523-b68c-e2219a236afa/99fe26cb529d56d10d007a45d75c5326.png)
出力ファイルが表示されます。詳細欄内で青字になっているファイル名をクリックすると、CSVファイルのダウンロードが完了します。
![](https://s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/wraptas-prod/atara/a63ae0ae-26d0-45a7-8766-33606e06383e/66c807536f053d04f154b665fe930b5c.png)
Power BI DesktopにCSVファイルを連携する
Power BI Desktopで新規ファイルを開きます。「ホーム」メニュー内の「データを取得」から、「テキスト/CSV」をクリックします。
![](https://s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/wraptas-prod/atara/f3694a6d-5e31-41e4-827e-550a7a9b0181/b766b9a0c6bf01e60ae84dfe70378475.png)
※もしくは、メニューバーの「ファイル」を選択 → 「データを取得」 → 「テキスト/CSV」を選択することもできます。画面にある通り、同様にExcelファイルの連携を行うこともできます。
![](https://s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/wraptas-prod/atara/37ccb1dc-7e92-487f-bdbd-56118d54033f/15ff4a00a3f1d6434cbde8cea3000240.png)
![](https://s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/wraptas-prod/atara/644bac8d-ff98-4e63-ae7b-20fe902d7905/0e6beb8b3888ea496742b5713f385331.png)
ファイル選択画面が表示されます。接続したいファイルを選択し、右下の「開く」をクリックします。
![](https://s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/wraptas-prod/atara/eab8e5f0-81fc-4dfb-be32-2a23b8829aed/745f8e3f84ffd089a1393deb7aa293d3.png)
シートの内容がプレビュー表示されます。接続したいデータが正しく表示されているかを確認し「読み込み」をクリックします。
![](https://s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/wraptas-prod/atara/9514a4f8-381a-4c8a-86da-4172f872ed79/895e2753fdbd1890d50d511fac150ae9.png)
しばらく読み込み待ちの時間があり、完了するとレポート編集画面に切り替わります。「フィールド」欄に選択したシートが表示され、連携作業は完了です。
CSVファイルをもとにしたデータからグラフの作成作業を進めることができるようになりました。
![](https://s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/wraptas-prod/atara/9ecfbda8-b05b-454f-83b9-46f9d2438970/8f43e8551aca728a523cacff97416f2f.png)
Power BI サービスにCSVファイルを連携する
Power BI サービスのホーム画面を開き、「新しいレポート」をクリックします。
![](https://s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/wraptas-prod/atara/a9aa11ff-116d-413f-9266-70d167513730/653ac104f71be49b6e9ea3179c25ae27.png)
下記のデータの選択画面が表示されます。赤枠の「これらのオプション」の箇所をクリックします。
![](https://s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/wraptas-prod/atara/2fab5a6c-d415-423d-9427-98e4ff26e8ce/85863038883368074c7a91a9ae098e3a.png)
Excel、またはCSV形式のファイルの選択ができるようになりました。CSVのアイコンをクリックします。
![](https://s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/wraptas-prod/atara/eb0bd363-2c3c-47a5-abe0-3fa61269084f/edcfc486d6d0033598305c61683bdfa5.png)
ファイルの指定を行う画面が表示されます。デスクトップ上にあるファイルを接続する場合は、左下の「このデバイスを参照する」をクリックします。
![](https://s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/wraptas-prod/atara/438de344-dc3d-4388-a017-e27a9c86038e/f91495cfb49458c2ad021a252088f093.png)
接続するファイルを選択し、「開く」をクリックします。
![](https://s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/wraptas-prod/atara/57870c34-5080-4017-aa06-df2e0b05b3c7/0c676915fdfc110a33f150c197ab85dc.png)
データの接続が完了し、レポート作成画面が表示されます。右に表示されたデータ項目をもとに、グラフの作成を進めることができます。
![](https://s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/wraptas-prod/atara/a6bf14ff-6c91-49d4-bf8b-b115919ddc3c/c16ee045999b277f68f36bbdd4ed6cd6.png)
最後に
いかがでしたか?
kintoneからCSVを出力してPower BIに連携する方法をご紹介しました。
kintoneのデータをPower BIで可視化することで大量データをスピーディに、より詳細に分析することが可能になります。
・会社のデータをもっと有効活用をしたい
・BIツールを導入したい
・Power BIに取り込みたいデータソースがある
・Power BIの効果的な可視化についてもっと知りたい
・組織においてのPower BIの定着化をもっと推進したい
・新しいKPIを作りたいが、自信がない
アタラにはPower BIを含むBIツールのエキスパートが在籍しております。
このような課題をお持ちの方は、ぜひお気軽にこちらまでご相談ください。
この記事をシェアする
まずはお気軽にご相談ください
BIシステムの導入からデータ活用の自走化まで支援いたします
![画像](https://s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/wraptas-prod/atara/4d0b04d7-7f5d-42c3-b823-340f0c6b6ba2/85e622eaa9cd1405991d24003691b01f.png)