【Power BI】freeeのデータをCSV出力して連携する方法を紹介
![](https://s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/wraptas-prod/atara/8d155d71-2138-4c5a-993c-5c96fb4d67eb/f99d978df54d90dab255f693445d583e.png)
はじめに
経理・会計系のクラウドサービスとしてシェアNo.1のfreee。各種帳票の管理や仕訳入力の自動対応、スマホ上での承認など、多機能で便利なサービスです。
ステータスの管理や傾向把握など、個々の帳票のリスト管理に留まらない全体分析ができれば、会計業務がさらにスムーズになるのではないでしょうか?
会計業務のDXをさらに加速させるには、データをわかりやすく、かつスピーディにグラフ化することができるBIツールを活用することがおすすめです。
今回はBIツールであるPower BIに、freeeデータを接続する方法をご紹介します。
ここでご紹介するのは、最も簡単な方法として、freeeからデータをCSV形式でエクスポートし、Power BIに接続する、という方法です。
Power BIは、PCにアプリケーションをダウンロードして使用するオンプレミス型のPower BI Desktopと、WEB上の環境で使用するクラウド型のPower BI サービスの2つの形態があります。
本記事では、それぞれの操作方法をまとめています。
freeeからデータをCSV形式でエクスポートする
Power BI Desktop、Power BI サービスのいずれを使用する場合にも、まずfreeeからデータをCSV形式でエクスポートする手順が必要です。
まずfreeeにログインし、データを取得したい帳票の画面を開きます。一覧表示されている箇所の右上にある「エクスポート」から「CSVエクスポート」を選択しクリックします。
※今回は経費精算を例にとったデモとしていますが、他の帳票の際にも手順は同様です。
![](https://s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/wraptas-prod/atara/5af332d6-1888-4b35-8ca1-703a3f756ee1/b026507cbcc599db6ea17ea6e88bba71.png)
CSVの文字コードを選択するウインドウが表示されるので、「UTF-8」を選択し、「出力」をクリックします。
![](https://s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/wraptas-prod/atara/d1939ac2-6c9b-49c3-b945-c1198f32f0db/a853e3ee6fe032a7ddff3951b3739142.png)
再度「エクスポート」を選択し、今度は「エクスポート履歴」をクリックします。
![](https://s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/wraptas-prod/atara/c5ad2f62-12d0-472b-958f-4ba4acf46e9c/ce959b8a153f6c850b8177ea6c92135e.png)
エクスポートのリクエストをした履歴が表示されます。出力日時を確認し、対象の帳票の「ダウンロード」をクリックします。これでCSV形式でのエクスポートは完了です。
※過去数年分などのサイズの大きな帳票の場合、エクスポート準備に時間を要し、すぐには「ダウンロード」がアクティブにならない場合があります。ダウンロードができる状態になったらメールで通知が来るので、そのタイミングで再度確認が必要です。
![](https://s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/wraptas-prod/atara/58f63743-bbf4-4358-bab6-34be9555ff5a/e8b428ef27094a9c9bbbed83fd6f5021.png)
Power BI DesktopにCSVファイルを連携する
Power BI Desktopで新規ファイルを開きます。「ホーム」メニュー内の「データを取得」から、「テキスト/CSV」をクリックします。
![](https://s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/wraptas-prod/atara/df45acff-a903-49b4-a17a-070a9b5ee699/b766b9a0c6bf01e60ae84dfe70378475.png)
※もしくは、メニューバーの「ファイル」を選択 → 「データを取得」 → 「テキスト/CSV」を選択することもできます。画面にある通り、同様にExcelファイルの連携を行うこともできます。
![](https://s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/wraptas-prod/atara/a5014ad9-5da1-4e41-a6cf-0f4e29276691/15ff4a00a3f1d6434cbde8cea3000240.png)
![](https://s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/wraptas-prod/atara/6d91e0cb-c04b-460c-a1c2-cb98a35aeb3a/0e6beb8b3888ea496742b5713f385331.png)
ファイル選択画面が表示されます。接続したいファイルを選択し、右下の「開く」をクリックします。
![](https://s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/wraptas-prod/atara/d534684e-dd8e-40ad-8835-75b821aca9a3/caa8c809d39c3a46cd85e863d999fd64.png)
シートの内容がプレビュー表示されます。接続したいデータが正しく表示されているかを確認し「読み込み」をクリックします。
![](https://s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/wraptas-prod/atara/a11ac9c0-2b35-444c-90e6-1f91dae0b928/f41a6eaf5cdd570ddd34f3efd6c31e7f.png)
しばらく読み込み待ちの時間があり、完了するとレポート編集画面に切り替わります。「フィールド」欄に選択したシートが表示され、連携作業は完了です。
CSVファイルをもとにしたデータからグラフの作成作業を進めることができるようになりました。
![](https://s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/wraptas-prod/atara/3cb8c487-7009-4d6d-ab67-31fd3480dfbf/2bef4188bb29f316f1985aab17fd617b.png)
Power BI サービスにCSVファイルを連携する
Power BI サービスのホーム画面を開き、「新しいレポート」をクリックします。
![](https://s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/wraptas-prod/atara/88236633-834d-4ac3-a303-1d1de109a91e/653ac104f71be49b6e9ea3179c25ae27.png)
下記のデータの選択画面が表示されます。赤枠の「これらのオプション」の箇所をクリックします。
![](https://s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/wraptas-prod/atara/bafdab02-fbd3-41f3-b694-eb64d9b668ed/85863038883368074c7a91a9ae098e3a.png)
Excel、またはCSV形式のファイルの選択ができるようになりました。CSVのアイコンをクリックします。
![](https://s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/wraptas-prod/atara/65662ff5-fb6f-4c0d-adf4-21d031fa09a6/edcfc486d6d0033598305c61683bdfa5.png)
ファイルの指定を行う画面が表示されます。デスクトップ上にあるファイルを接続する場合は、左下の「このデバイスを参照する」をクリックします。
![](https://s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/wraptas-prod/atara/d7a460c9-2237-4625-b241-3b1c0d4b908c/f91495cfb49458c2ad021a252088f093.png)
接続するファイルを選択し、「開く」をクリックします。
![](https://s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/wraptas-prod/atara/ae9a2d92-cbbe-4ee7-8378-ff99a9c0ec44/37806ce20b1d52f521e6fc23658f2af2.png)
データの接続が完了し、レポート作成画面が表示されます。右に表示されたデータ項目をもとに、グラフの作成を進めることができます。
![](https://s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/wraptas-prod/atara/ad3645d0-44a2-4e8c-9d1a-44d68a16f424/955eec3ed5c56e2b834d56f483980220.png)
最後に
いかがでしたか?
freeeからCSVを出力してPower BIに連携する方法をご紹介しました。
freeeのデータをPower BIで可視化することで大量データをスピーディに、より詳細に分析することが可能になります。
・会社のデータをもっと有効活用をしたい
・BIツールを導入したい
・Power BIに取り込みたいデータソースがある
・Power BIの効果的な可視化についてもっと知りたい
・組織においてのPower BIの定着化をもっと推進したい
・新しいKPIを作りたいが、自信がない
アタラにはPower BIを含むBIツールのエキスパートが在籍しております。
このような課題をお持ちの方は、ぜひお気軽にこちらまでご相談ください。
この記事をシェアする
まずはお気軽にご相談ください
BIシステムの導入からデータ活用の自走化まで支援いたします
![画像](https://s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/wraptas-prod/atara/4d0b04d7-7f5d-42c3-b823-340f0c6b6ba2/85e622eaa9cd1405991d24003691b01f.png)