【Looker Studio】kintoneにCData Connect Cloudを使って接続する方法を紹介
![](https://s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/wraptas-prod/atara/68f8e54e-b219-41f9-915e-1fe5459eda6d/8f85e15df2504a37ac7b3a94c1e71421.jpg)
はじめに
ノーコード業務クラウドサービスとして、業界・業種・規模を問わず活用が広まっているkintone。スケジュール管理、問い合わせ管理、顧客管理、商談管理などの、各種の業務アプリケーションをプログラミング不要で作成できる多機能で便利なサービスです。
個々のアプリケーションで入力されたデータを、単なる表に留まらないダッシュボードによる分析ができれば、業務がさらにスムーズになるのではないでしょうか?
入力・管理の一歩先の業務DXをさらに加速させるには、データをわかりやすく、かつスピーディにグラフ化することができるBIツールを活用することがおすすめです。
今回はBIツールであるLooker Studioに、kintoneのデータを接続する方法をご紹介します。
ここでは、CData Connect Cloudというサービスを使ってLooker Studioからkintoneに接続する方法について説明します。
解説
CData Connect Cloudとは
CData Connect Cloudとは、100種類を超えるSaaSデータにコーディングなしで接続することができるクラウドサービスです。BIツールで可視化をしたいデータソースが多岐にわたる場合、目的のデータソースに接続するためのコネクターが、使用しているBIツールに備わっていない場合があります。その場合、例えばデータをCSVに出力してからBIツールで読み込むこともできますが、その場合はデータを更新するたびにCSV出力・読み込みが必要になります。本記事で紹介するCData Connect Cloudを活用すれば、CSVに出力することなく、データソースに接続できるようになるので、データ更新の手間が不要になります。また、データを接続させるためにAPIをコーディングする必要もありません。
①kintoneにCData Connect Cloudから接続する
CData Connect Cloudのホーム画面左のメニューから「Connections」をクリックします。
![](https://s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/wraptas-prod/atara/d0ae38e8-b2af-401e-bc7a-4661794fa612/2fd15f4b69d5247e137b505daf391910.png)
Connection画面の右上の「+Add Connection」をクリックして新しい接続を作成します。
![](https://s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/wraptas-prod/atara/148fb0e4-dc2a-4f26-89fd-2455d3589f51/d25377f62deace711b16001c88b35a81.png)
データソース選択画面で「kintone」で検索し、Kintoneをクリックします。
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次にkintoneに接続するために必要な情報を入力します。
![](https://s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/wraptas-prod/atara/8401ec5a-a73e-451d-9d62-98b36b4aafda/ee5e2fdece18c26956fa0827da36be31.png)
URL:自社のkintoneのURLを入力します。 https://●●●.cybozu.com/
Auth Scheme:今回は「Password」を選択します。
User:kintoneログイン時に入力するユーザー名を入力します。
Password:同じく、kintoneログイン時のパスワードを入力します。
Connection Nameは接続元(今回はLooker Studio)が参照する際の、接続データの名称になります(今回はデフォルトの「Kintone1」に設定)
入力が完了すると、右上の「Create & Test」ボタンがアクティブになるので、クリックして接続を完了します。
②Looker StudioからkintoneにCData経由で接続する
Looker Studioのホーム画面左のメニューから「作成」>「データソース」をクリックします。
![](https://s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/wraptas-prod/atara/322a68fc-6b6e-4844-89c6-5ccdb84241bc/a76618aa7fe1eb1e8a2925034f4a3ddd.png)
検索ボックスで「cdata」で検索し、「CData Connect Cloud」をクリックします。
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次にLooker Studioでコネクター使用するためのアクセス権の承認するため「承認」をクリックします。
(すでに認証していた場合はこの画面はスキップされます)
![](https://s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/wraptas-prod/atara/c4f654da-7b06-4b2f-960e-9ceed23b206e/4709089a11a579d170ff3f69e6cf4d1b.png)
ログイン認証画面が表示され、CData CloudのGoogle Accountに対してのアクセス許可画面が表示されるので、「Allow」をクリックします。
(すでに認証していた場合はこの画面はスキップされます)
![](https://s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/wraptas-prod/atara/cc17fdab-dd52-4b82-bd60-80f25c91f11b/fafa31a056da63206fc731262fab9acc.png)
![](https://s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/wraptas-prod/atara/8f28e164-6077-4364-beec-b8605b766a3f/dfb84adf7f4b171b501973b38385435c.png)
次に、CData Connectへ接続するための認証画面が表示されるので、「承認」をクリックします。
(すでに認証していた場合はこの画面はスキップされます)
![](https://s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/wraptas-prod/atara/2faf0d8a-3bdd-48ed-890c-1f43d78e7872/b88127eb130c0383f763945ef96da078.png)
![](https://s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/wraptas-prod/atara/43947737-5de6-4e97-ab5b-a12cf96dc1f8/f6f885d5eb33be163d277fa98ae50154.png)
![](https://s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/wraptas-prod/atara/7089b6dc-2020-47ce-9add-1d03037eb9cd/7ec7f31e599544fe762c4da32d7b7000.png)
認証が完了し、CData Connect Cloudと接続されると「Connection」ドロップダウンメニューから、CData Connect Cloudで作成した接続を選択できます。
今回は「Kintone1」を選択し、「次へ」をクリックします。
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選択したConnectionに接続されると、次に関連する「Table」ドロップダウンメニューが表示されますので、Looker Studioに取り込みたいテーブルを選択します。
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ConnectionとTableの選択が完了したら「接続」をクリックします。
![](https://s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/wraptas-prod/atara/a5e852bb-3533-4b49-a713-9807fa890061/6a1f3c01be0c6e876bfae17fb0b9bd84.png)
接続が完了すると、選択したテーブルの項目一覧が表示されます。
![](https://s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/wraptas-prod/atara/196d2d1a-d8a4-4860-976f-dce34443b85a/7e03f4c007c4c30d86ef95e63835b3d2.png)
適宜、タイプ等を変更した上でレポート作成が行えるようになります。
最後に
いかがでしたか?
kintoneからCData Connect Cloudを経由してLooker Studioでグラフ化する方法をご紹介しました。
kintoneのデータをLooker Studioで可視化することで大量データをスピーディに、より詳細に分析することが可能になります。
・会社のデータをもっと有効活用をしたい
・BIツールを導入したい
・Looker Studioに取り込みたいデータソースがある
・Looker Studioの効果的な可視化についてもっと知りたい
・組織においてのLooker Studioの定着化をもっと推進したい
・新しいKPIを作りたいが、自信がない
アタラにはLooker Studioを含むBIツールのエキスパートが在籍しております。
このような課題をお持ちの方は、ぜひお気軽にこちらまでご相談ください。
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