【Looker Studio】Excelのデータを接続する方法を紹介
Excelファイルの準備
今回はデモとして、下記のデータを使用します。
![](https://s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/wraptas-prod/atara/0817d450-7d5f-447d-877d-b9dba22e7462/1f3af178b32a05b06f149d8ccc26cd63.png)
ExcelファイルをLooker Studioに接続する2つの方法
本記事作成の2023年1月時点では、Excelファイルを直接Looker Studioへ連携する機能はないため、ExcelファイルをLooker Studioで読み取り可能な形式に変換する必要があります。
今回は下記2パターンの方法を解説します。
- ExcelファイルをCSV形式に変換し接続する
- ExcelファイルをGoogle スプレッドシートに変換し接続する
1.ExcelファイルをCSV形式に変換し接続する
1-1.ExcelファイルをCSV形式に変換する
Excelのファイルを開き、メニューの「ファイル」から、「名前を付けて保存」を選択します。
![](https://s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/wraptas-prod/atara/a72c0b9a-977c-49bb-bc32-5550081a5026/b6ae02564341ba5cab0dbfd2ccd4564e.png)
![](https://s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/wraptas-prod/atara/90ac2239-85df-4195-a890-b86fab53ee57/75802375f354b62a871e6a15007f6378.png)
保存する際、「ファイルの種類」を指定するプルダウンメニューで、「CSV UTF-8(コンマ区切り)」を選択します。設定が完了したら、「保存」をクリックします。
![](https://s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/wraptas-prod/atara/34f689cc-9854-4439-bb30-0b216a7a3c39/63f7495e97f414673fb1012cf114f107.png)
もし接続するExcelファイル内にシートが複数ある場合は、シート単位で保存を行う必要があるため、注意が必要です。
![](https://s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/wraptas-prod/atara/c885bc92-d598-43bd-8d4a-0ddb679c39c6/0d98fa687e161fa674e1cdb1d01fd36f.png)
1-2.Looker StudioからCSVファイルに接続する
Looker Studioにログインし、新規のレポート編集画面を開きます。
![](https://s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/wraptas-prod/atara/247e96ed-5517-4d6f-a4b8-68718e1334fc/e7ccca1a204c95af12c00e690060141d.png)
上部にある「編集」のボタンをクリックします。
![](https://s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/wraptas-prod/atara/d5c2d034-7283-43b5-a2ab-d7311d85d9e8/ea7ac685a8180c351a9ce4234e17336a.png)
編集画面が表示されたら、メニュー内の「データを追加」をクリックします。
![](https://s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/wraptas-prod/atara/1fbb0249-2143-4d4a-8768-38bad47c0b5a/35c67cbc7ebc5159cf3734a61af617c9.png)
接続オプションの一覧が表示されるので、「ファイルのアップロード」を選択します。検索ウインドウで絞り込みをするとスムーズです。
![](https://s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/wraptas-prod/atara/cbc55e83-57d0-43f6-a1ea-3113bb41b3d3/0cf88bf9262533ba8f22511a5b7ab003.png)
先に準備していたCSV形式のファイルをアップロードします。ドラッグ&ドロップ、もしくは「クリックしてファイルをアップロード」からファイル指定をすることができます。
![](https://s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/wraptas-prod/atara/bd90e70d-ec7c-4126-a835-9128c5bb657e/a34334d05147b586cf47e3d0df9b6663.png)
「ステータス」の欄がアップロード済みになったら、右下の「追加」をクリックします。
![](https://s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/wraptas-prod/atara/7b5994c5-4bae-4b0c-a9d7-542c1ca45a8c/64d846076c55a80b530ba51e9c9bf783.png)
レポート画面上に接続したファイルをもとにした、表形式の集計が自動で表示されます。これでCSVのファイルをLooker Studioに接続することは完了し、グラフ作成を進めることができます。
![](https://s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/wraptas-prod/atara/d01815ff-0098-4b17-8c16-67b7f3d3578c/96f01cb38801ad0a05b3b73e8f46e960.png)
2.ExcelファイルをGoogleスプレッドシートに変換し接続する
2-1.ExcelファイルをGoogle スプレッドシートに変換する
まず、Google スプレッドシートを開きます。「ファイル」から「インポート」を選択します。
![](https://s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/wraptas-prod/atara/be184767-96e9-4815-8694-55f573aa47a8/141e7f0ba07b671ca41f617636b25d73.png)
インポートするファイルを選択する画面が表示されます。「アップロード」選択すると、画面が切り替わり下記の表示になります。
接続するExcelファイルをここからアップロードします。ドラッグ&ドロップ、もしくは「BROWSE」からファイル指定をすることができます。
![](https://s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/wraptas-prod/atara/ad7247da-e2f5-473e-83e2-aa2afb927351/b578e7ffe19694fb2e333b3e07edf7a3.png)
ファイルの確認画面が表示されます。「インポート場所」の欄ではプルダウンでインポートの形式が選択できます。選択が完了したら「データをインポート」をクリックします。
![](https://s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/wraptas-prod/atara/65f2a2d1-29eb-4372-8792-c4ae631b88bd/fa41fb454f3880a39ed2cc1167cfae04.png)
※インポートの形式は下記の中から選択ができます。
![](https://s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/wraptas-prod/atara/ba7c7c39-ce42-4bdd-b73e-fb06f56a5ffd/a10bbf0cf2ed81a71429b0658764004d.png)
しばらく読み込みの待ち時間があった後、Excelファイルと同様のデータが、Google スプレッドシート上に表示されます。シート名を書き換え、Google スプレッドシートへの変換は完了です。
![](https://s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/wraptas-prod/atara/a813d468-74f9-4290-9967-4174304d3485/82dd9f3b68cd79e5e7e52ab2f81fa32a.png)
2-2.Looker StudioからGoogle スプレッドシートに接続する
Lookerの画面上で接続オプションの一覧を表示するところまでは、1-2の手順と同様です。
「Google スプレッドシート」を選択します。
![](https://s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/wraptas-prod/atara/9b133f46-a8ef-472c-9d9d-107f9117c8a8/22f8e5c171fdf8e0a8e78fbbefcd4a78.png)
接続をしたいGoogle スプレッドシートを選択します。フォルダの場所から選択することや、URLを打ち込みなど様々な方法があります。
検索したい場合は、虫眼鏡アイコンをクリックすることで検索ウインドウがONになります。
![](https://s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/wraptas-prod/atara/0394ccdb-e5b5-4e92-874e-eba47a701de1/aaf70a2185f108753de5a293106330fb.png)
ワークシートが複数ある場合は接続を行うワークシートを選択します。オプションの欄で詳細な設定を行った後、右下の「追加」をクリックします。
※複数のシートがある場合は、一括で選択をすることができません。例えば3シート接続をしたい場合、ここまでの手順を3回個別に行う必要があります。
![](https://s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/wraptas-prod/atara/8d4fc74d-9100-464a-82af-cb69e200ab6b/82709d0bc4949be198395d4b1ffe5d72.png)
Google スプレッドシートのデータをもとにした、表形式の集計が自動で表示されます。これで接続は完了し、グラフ作成を進めることができます。
![](https://s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/wraptas-prod/atara/bebb7f42-0505-461f-a637-37db50d6a3c0/fd3c9a13d092b42c7b46bd36ada7ff35.png)
3.データの更新頻度の確認・設定を行う
Googleスプレッドシートの場合、元のデータを定期スケジュールで自動的に再接続し、自動更新を行うことができます。
CSVの場合、自動更新機能を利用することはできず、新しいデータを再度インポートする必要があります。
自動更新の頻度について
Google スプレッドシートの場合は、15分毎/1時間毎/4時間毎/12時間毎 から選択可能。デフォルトでは15分毎になっています。
Looker Studioの「リソース」メニューから、「追加済みデータソースの管理」を選択します。
![](https://s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/wraptas-prod/atara/64eb5ecf-96e4-4936-9218-9043c71c0261/576257b03b4849cbc2b27436886f300d.png)
接続されているデータソースが一覧表示されます。更新頻度を確認したいデータソースの「編集」をクリックします。
![](https://s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/wraptas-prod/atara/861d30a9-b88e-425f-8c89-93495af5b304/4a452a770e76aa44f3939b92ab26b098.png)
「データの更新頻度」の箇所で、設定されている更新頻度を確認できます。変更が必要な場合は赤枠の箇所をクリックします。
![](https://s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/wraptas-prod/atara/3338df6b-a8ee-4211-86dc-9edb610c8b99/80aaa415337afaf29b5d0d68b00f5be6.png)
赤枠の箇所をクリックすると、下記の画面が表示され、更新頻度の設定を行うことができます。
![](https://s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/wraptas-prod/atara/2563ca80-bdef-4fdf-903c-2766d6805488/393c454ef6f53b1b654503fccdc42c5f.png)
最後に
いかがでしたか?
Looker StudioからExcelに接続してグラフ化する方法をご紹介しました。
ExcelのデータをLooker Studioで可視化することで大量データをスピーディに、より詳細に分析することが可能になります。
・会社のデータをもっと有効活用をしたい
・BIツールを導入したい
・Looker Studioに取り込みたいデータソースがある
・Looker Studioの効果的な可視化についてもっと知りたい
・組織においてのLooker Studioの定着化をもっと推進したい
・新しいKPIを作りたいが、自信がない
アタラにはLooker Studioを含むBIツールのエキスパートが在籍しております。
このような課題をお持ちの方は、ぜひお気軽にこちらまでご相談ください。
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