【Excel】機能10選⑧:ウィンドウ枠の固定(Freeze Panes)

習得所要時間目安:15分
 

概要

大きな表を確認する際、確認したいセルのある箇所までスクロールをする必要がありますが、
見出しとなる行・列が表示されなくなってしまう場合があります。
見出し行・列を確認するために行ったり来たりを繰り返すのは非効率です。
そんな時には「スクロールに関係なく行・列を固定で表示する設定」がオススメです。
 

ウインドウ枠の固定

メニューバーの「表示」を押し、「ウインドウ枠の固定」を押すことで、固定の設定をすることができます。
 
固定の種類は以下の3種類があります。
  • ウインドウ枠の固定:行と列の両方を任意の場所で固定できます。
    • →これを使う場合は、「固定したい列と行の交わる場所の右下セル」を選択した状態で、「ウインドウ枠の固定」を押します。
  • 先頭行の固定:表の一番上の行を固定できます。
  • 先頭列の固定:表の一番左の列を固定できます。
 
以下のような画面から選択できますので、上記3つを文章で覚えるのではなく、アイコンイラストをみれば直感的にわかるかと思います。
 
 
 

操作デモ(gif)

 
上記3つのデモ操作は以下の通りです。(三角ボタンクリックで開きます)
先頭行の固定 の場合
先頭列の固定 の場合
ウインドウ枠の固定 の場合(先頭行と、3列目まで を固定したい)
 

ショートカットは

この操作にあたる、 + ● のような既定のショートカットはありません。
ですが、 キーを使ったガイド機能を組み合わせると手早く操作を行うことができます。
 
キーを押すと、下記画像のように、各ボタンに対して数字やアルファベットが表示されます。
「表示」を押すためには キーを押し、
 
その後「ウインドウ枠の固定」を押すために キーを押し、
 
最後に3種類の動作のうち、対応するキーを押す、とすれば設定が行えます。
最も活用機会の多い「ウインドウ枠の固定」は となります。
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