【Excel】機能10選①:形式を選択して貼り付け(Paste Special)

習得所要時間目安:10分
 

概要

「コピーして、貼り付け」は基本的なワザですが、
コピーしてきたものを「そのまま複製する」だけでなく、「数式のみ」「値のみ」「書式のみ」を複製し貼り付け、ができます。
 
 

貼り付ける前に右クリックし、「形式を選択して貼り付け」

 
 
 
コピーしたい箇所を + でコピーした後、貼り付けをする際に、右クリックをすると、このようなメニューが出ます。
 
 
 
 
アイコンがいくつも並び、ここから貼り付ける形式を選ぶこともできるのですが、
上記赤枠の箇所をクリックするとこのような詳細画面が出てきます。
ここで形式を選択しボタンにチェックを入れ、「OK」を押せば貼り付けが行えます。
赤枠で囲んだ「数式」「値」「書式」が特によく使うものですので、以下ではこの3つの違いをご紹介します。
 
 

「数式のみ」「値のみ」「書式のみ」の貼り付け

 
 
上記の画像の セルは、
  • 「=C2」という式、つまり右隣の値をそのまま引用する、という数式が書かれています。
  • 「セルは黄色、文字は赤、太字」という書式設定がされています。
 
これを「数式のみ」「値のみ」「書式のみ」それぞれで貼り付けるとどうなるか?
それぞれを操作デモ付きで、下記にまとめています。(三角ボタンクリックで開きます)

数式のみ貼り付け の場合

「セルは黄色、文字は赤、太字」という書式は無視して、数式のみを貼り付けできます。

値のみ貼り付け の場合

「セルは黄色、文字は赤、太字」という書式は無視、「=C2」という数式も無視して、「Sample」という文字のみを貼り付けできます。

書式のみ貼り付け の場合

のセルには、すでに「サンプル」という文字が記入されています。
ここに セルの「セルは黄色、文字は赤、太字」という書式のみを貼り付けすることができます。
 
 
 

ショートカットは + +

「貼り付ける前に右クリックで」形式選択のメニューを出す、と冒頭で紹介しましたが、
このメニューは + + で出すこともできます。
貼り付けのショートカット  + にひとつキーを追加するだけでもあるので、ぜひ覚えて使ってみてください。
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