【Domo】WorkbenchでAccessのデータを接続する方法
Microsoft Accessは、非エンジニアの人にも扱いやすいデータベースソフトウェアとして、様々な企業で使われているツールです。
今は他にもいろいろなツールが流通しているので、名前を聞くことも少なくなった感はありますが、昔から使われていることもあって、今でも現役という企業は少なくないと思います。
ここでは、AccessのデータをWorkbenchでDomoに接続する手順をご紹介します。
サンプルデータ
説明用のデータとして、下記のAccessファイルを使います。
C:\folder1\test_access.accdb
テーブル(このテーブルをDomoへ接続したい)
![](https://s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/wraptas-prod/atara/7e62ebe8-85e2-4910-a81d-07a12abca0ec/0993c784d7ac1f22a98665c199accff0.png)
クエリ(テーブル1をそのまま出力する)
![](https://s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/wraptas-prod/atara/236a5777-f8fa-4917-aa66-b70727a339fb/b0d73e2284ef2470983a0d466ffa62b1.png)
手順
左のツールバーで「ジョブ」→右上の「+」をクリックして、ジョブを新規作成します。
![](https://s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/wraptas-prod/atara/018af384-36fd-4435-b50c-228ff6eb49cb/f7ba235676668edf682e892e247a92d3.png)
トランスポートタイプで「ODBC Connection Provider」を選択して、ジョブを作成します。
![](https://s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/wraptas-prod/atara/52b2bb55-d680-495c-ab67-1f2c30cdc893/c7224b6d8b3347637dc6ffbc6df1ba41.png)
ソースの「編集」をクリックします。
![](https://s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/wraptas-prod/atara/27b7edb5-6569-45e7-8831-f4e1a2527b25/589e8ccb99e9687597bca59fcf12226d.png)
接続タイプで「接続ビルダー」を選択します。
![](https://s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/wraptas-prod/atara/02695c3e-da56-4c23-8f21-c74166a227b9/4c23aaa77235b23af745cef6987b2810.png)
ドライバーで「Microsoft Access Driver (*.mdb, *.accdb)(64-bit)」を選択します。
![](https://s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/wraptas-prod/atara/0eb47d5f-0823-4d67-b35d-c5576515754e/a1a408bd083054b16c7434cbebb30358.png)
接続パラメーターに「dbq=C:\folder1\test_access.accdb」と入力して、「適用する」をクリックする。
![](https://s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/wraptas-prod/atara/16ad76e9-0bcd-42af-bc26-1bc2a4b3306d/cd977456cf3b6cad98684edce4c4d652.png)
処理の「編集」をクリックします。
![](https://s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/wraptas-prod/atara/e0f710e0-4fa0-4bfc-a38f-f76a8317f881/57bd9d114477b235b8235f5f8846fb6e.png)
クエリで、接続したいデータを取得できるようにクエリを入力します。
クエリの書き方①
Accessファイルの中で、事前に取得したい形の選択クエリを作成していれば、このように記載するのが簡単です。
![](https://s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/wraptas-prod/atara/74a23faa-0cda-4e0b-91de-8f0e10db2a81/c5fc757f10d3c43bead2f38a507c1aa1.png)
クエリの書き方②
そうでない場合、Accessの中でSQLを書く時と同様に記述しても実行可能です。
![](https://s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/wraptas-prod/atara/a817df7c-13f3-4fc1-8dd3-85c96ee8195d/836c4f29dbc001cce3647c097ef2d4d8.png)
実行結果はこちらです。
![](https://s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/wraptas-prod/atara/e2c03d69-6299-45eb-92f8-220532144b46/c574a2891a7a65bab4bdf871acef60d9.png)
おわりに
以前からデータ集計をそれなりの規模で行っている企業だと、まだまだAccessが現役というところも多いと思います。
(手間や時間はかかってしまっていても)Accessで済んでしまう業務は、なかなか新しいツールを導入して抜本的に見直すことにならないことが多いです。
DomoはAccessと比較にならないほど、高速かつ高度にデータ処理が可能で、データの蓄積・可視化までできるツールです。
今回紹介したテクニックを使って、今までAccessで行ってきた業務を置き換えていくと、業務の自動化や高度化につながると思います。ぜひ活用してみてください。
・会社のデータをもっと有効活用をしたい
・Domoに取り込みたいデータソースがある
・Domoの効果的な可視化についてもっと知りたい
・組織においてのDomoの定着化をもっと推進したい
・新しいKPIを作りたいが、自信がない
アタラにはDomoを含むBIツールのエキスパートが在籍しております。
このような課題をお持ちの方は、ぜひお気軽にこちらまでご相談ください。
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![画像](https://s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/wraptas-prod/atara/4d0b04d7-7f5d-42c3-b823-340f0c6b6ba2/85e622eaa9cd1405991d24003691b01f.png)