【Domo】Workbenchの実行順序を設定する方法(グループスケジューリング)

はじめに

Workbenchのグループスケジューリングとは、複数のJOBを1つのグループにして、
  • 順番に実行/同時に実行するように設定
  • 前のJOBが失敗した場合は、後続のJOBは実行しないように設定
できる機能です。
 
詳しくはこちらのヘルプをご参考ください。
 
使い方は上記のヘルプを見ればわかるので、どういう場面で使うとよいのかを解説します。
 

使用例

DataFlow(ETL)の入力に
DEMO_TEST_アプリテスト用(以下、A)
DEMO_TEST_アプリテスト用(以下、B)
2つのDataSetがあるとします。
 
 
A、B両方のDataSetが更新されたらDataFlow実行されるようにしたいというケースはよくあると思います。しかし、図のような設定したうえで、
  1. Aが更新されたので、DataFlowが実行開始
  1. 実行中に、Bの更新が完了
  1. DataFlowの実行が終了
となった場合、Bの更新は反映されない形でDataFlowは終了します。
 
このようなケースでは、グループスケジューリング機能を使って、
  1. Aを実行開始
  1. Bは、Aが更新終了したら実行開始
  1. DataFlowはBの更新時のみ実行開始
としておくことで、A、B両方が更新されたらDataFlowを実行することができます。
 
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