【Domo】SQL DataFlowのデバッグ時に、仕様変更の影響箇所を見つける方法

はじめに

SQL DataFlowを使って、中間テーブル数が大規模(ここでは数十~百ぐらい)になる
SQLを開発しているときに便利なTipsを紹介します。
 
  • INPUTのDataSetに仕様変更があった
  • 中間テーブルに仕様変更があった
ときに、後続の処理のどこに影響があるのかを調査しなければならない、
といったケースはよくあると思います。
 
Magic ETL DataFlowに比べてSQL DataFlowでは一つ一つ中間の処理を開いていかないといけないので、調査に手間がかかります。
 
そんな時はデバッグ用に、中間テーブル名を一時的に変更すると調査時間を短縮できます。
 
 

解説

例えば以下のようなSQLがあったとします。
(サンプルなので、処理数は少なめです。)
 
入力のDatasetのあるカラムの仕様が変わったので、後続への影響箇所を調べたいというときは、
↓のようにテーブル名をデバッグに変更します(後で元に戻すので、短めのサフィックスを付けるなど)
 
この状態で「プレビューを実行」すると、このように使用箇所でエラーとなるので、
必要であればこのtable2を改修します。
 
 
table2以降も調査する必要がある場合は同じように、
テーブル名を一時的に変更します。
 
 
いかがでしたでしょうか。
 
SQL DataFlowはMagic ETL DataFlowに比べて自由度高く記述ができる反面、全体の構造を把握しづらいという欠点があります。
 
そんな時にこのTipsを知っていると作業すべきところがすぐにわかるので、SQL DataFlowをよく使う方にはおすすめの小技です。
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