【Domo】棒グラフに折れ線を追加し、累積表示にするグラフの作り方を解説
はじめに
グラフを作っていく中で、折れ線と棒を1枚のグラフに同時に表示させたいというニーズはよくあると思います。
1つの例として、毎月の売上を棒グラフで、その累積(その月までの足し合わせ)を折れ線で表示する方法があります。こうすると、月ごとの売上と、それが年間を通してどのように積みあがっていくかを同時に確認できるので便利です。
![](https://s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/wraptas-prod/atara/c53100b4-df95-4f23-9eaa-63ff7ea160bf/85ac6ae20c80067a8ac85b8cc0b9ece1.png)
この記事ではDomoのカードでそれを実現するためにはどのように設定をすればよいのか解説します。
スタート地点として、キャプチャーのような「売上」の月次集計棒グラフはできているものとします。
![](https://s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/wraptas-prod/atara/66cb6223-23d0-4d5b-a8c5-8f5553e813d8/f4fba99e64968f3c237e53fd5c0203b3.png)
これに「売上」の月次累積の折れ線を足す手順を解説します。
解説
上のキャプチャーではグラフタイプに「棒グラフ」を使用していますが、「折れ線+集合棒グラフ」を選択します。
![](https://s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/wraptas-prod/atara/5b9a1a0f-d30b-49f8-895e-ca5b22c82da4/4eb7b79b3edcf7fdfb7058aaac22ab1a.png)
すると、グラフが表示されなくなりました。折れ線と棒の最低でも2つの要素が必要なグラフタイプなのに、要素が人しか選択されていないので、何も表示できない、という状態です。
![](https://s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/wraptas-prod/atara/44f1d20b-d5f8-48b1-bfbc-1bdf3b9848a0/7c5984f91eb24bbf284d9110b1dd588f.png)
「系列」にもう一つ「売上」を入れてみましょう。
すると下のように、折れ線も、棒も売上の月次集計になります。
![](https://s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/wraptas-prod/atara/44325de5-fc6e-4eb3-8ffd-97ed33f20291/a244fa0d3610b7e1f56a8aad9bb356d0.png)
あとは、折れ線を累積に変えればよいのですが、その方法は下記になります。
「チャートの設定 > 一般 > 累計行数」を「1」にします。
![](https://s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/wraptas-prod/atara/8e7bafe7-ea25-402c-8e39-fade1c0ae36d/0411ca6f0d6d464145c014fad6f65f43.png)
これでほぼイメージ通りかと思いますが、凡例がどちらも「売上」です。
![](https://s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/wraptas-prod/atara/eea349af-9446-4a35-9612-7e5485b7d7cb/35b7c969b4477b897f3a340bd52f593f.png)
累積であることを明示するため、1つ目の「売上」のデータラベルを売上の累積にしましょう。
![](https://s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/wraptas-prod/atara/02c77cbc-2dd0-4fb7-8ade-c6cc0dcc453b/3a27d5c6348e9870c99ac6585c650e4e.png)
これで完成です。
![](https://s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/wraptas-prod/atara/e7f34d05-1936-4ff6-bd3f-7339b976dd22/0cf6fc2ba5e76a8b5d804e498acaeb91.png)
解説は以上になります。
補足
折れ線1本、棒1本のグラフは本記事の方法で可能ですが、折れ線、棒を増やすときは少し設定が複雑になります。その方法については、別の記事でご紹介します。まずは今回の基本の型を使いこなせるようにしましょう。
・会社のデータをもっと有効活用をしたい
・Domoに取り込みたいデータソースがある
・Domoの効果的な可視化についてもっと知りたい
・組織においてのDomoの定着化をもっと推進したい
・新しいKPIを作りたいが、自信がない
アタラにはDomoを含むBIツールのエキスパートが在籍しております。
このような課題をお持ちの方は、ぜひお気軽にこちらまでご相談ください。
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