【Domo】e-Statとの接続方法

この記事では、e-Stat(各府省等が公表する統計データを一つにまとめた政府統計の総合窓口)にあるデータを、Domoのコネクター機能を使って取得する方法を解説します。
 
 
💡
注意
本記事執筆時点(2022年12月2日)では公式のリファレンスなどが公開されていない状態で、私が試行錯誤して見つけた方法のご紹介になります。キャプチャー画像の通りの表示ではなかったり、もっと効率的な操作手順があったりするかもしれません。予めご了承下さい。
 

1. e-Statアカウント登録

初めにこちらのe-Statユーザ登録(https://www.e-stat.go.jp/mypage/user/register)にて、アカウントの発行が必要です。
 
利用する機能 >API機能 にチェックを入れる必要がありますので、ご注意ください。
 
 
マイページに入ります。
 
 
API機能(アプリケーションID発行) をクリック。
 
 
名称:任意の文字列
URL:利用しているDomoのURL(XXXXX部分は利用環境に応じて適宜変更ください)
以上を入力後、発行 をクリック。
表示されたappIdはDomoのコネクター設定で使います。
 
 

2. 目的のデータを探す

作成したアカウントでログインしたら、使用したいデータを探します。
 
注意点ですが、Domoへ連携できるデータはAPI経由で取得できるものに限ります。探した結果、条件を満たさないということもあるかもしれません。残念ですが、APIで公開されるのを待ちましょう。
 
トップページから、●統計データを探す > すべて を選択。
 
 
データ種別 > データベース を選択
 
 
キーワード入力や、一覧から探すなどして、目的のデータを探して開きます。
以下、“景気ウォッチャー調査”を例に説明します。
右下の一覧(ここでは 月次[12件] の1行のみ)から目的のものをクリック。
 
 
さらに目的のものをクリック。
表示・ダウンロード の項目にAPIと表示されているものがコネクターで連携可能のようです。
統計表表示 ID に表示されている数字をコピーしておく。
 
 

3. Domoでコネクターの設定

下記の通りクリックをしていき、e-Statコネクターを選択します。
 
 
ここに1. e-Statのアカウント登録で取得したappIdを入力します。
 
 
適宜設定して、次へ。
 
 
2.目的のデータを探す で控えておいた統計表表示IDを貼り付け。
 
 
後は更新頻度を設定し、保存して終了です。
 

4. 可視化してみましょう!

あとはいつも通り可視化や加工してみましょう!
 
デモとして1枚作ってみました。
 
こちらから実際に操作することができます。
 
e-Stat 景気ウォッチャー調査
※「景気ウォッチャー調査」(内閣府)を加工して作成。
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