【Domo】全体合計に対する部分合計の割合を計算するBest Mode(ビーストモード)~SUM関数とCASE文の組み合わせ~
この記事では、「特定条件で集計した値が、全体に対してどれぐらいの割合か?」を求める方法を解説します。SUM関数とCASE文を組み合わせる方法になります。
この考え方を使うと、例えば、営業担当ごとの売上履歴のデータを使って、「売上全体に占める、営業担当〇〇の売上の割合」を計算できます。
営業担当の売上履歴のデータを、営業担当ごとにSUMを取るとこのような結果になりました。
![](https://s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/wraptas-prod/atara/276b808b-177e-4b25-b2a2-e2822335b6bb/ff6359589f3f6aa6046cdc1374b49b5e.png)
売上合計24,500,000円の内、川田の売上の割合は、
6,000,000 / 24,500,000 = 24.4897%
です。
手元で計算するのは簡単ですが、ビーストモードで計算するには少しテクニックが必要です。
下図のように表示させる方法を解説します。
![](https://s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/wraptas-prod/atara/19992651-bfd6-460f-b873-5a04a99f2380/39f60d1540435455aa3c1504c44ee531.png)
解説
この解説ではsumとcase文を使います。
先に解答を示します。
A.条件をつけて集計する
まずはこの部分から解説です。
基本的な考え方として、
「caseが成立する(=条件を満たす)ものだけを抽出する」×「それをsumする」
という2段構えで考えてください。
sumなど関数の中でもcase文が使えるというのがポイントです。
やってしまいがちな間違いとして、下記があります。
これだと
「caseが成立する(=条件を満たす)ときだけ」×「sumする」
になり、このビーストモード追加すると、下のようになってしまいます。
![](https://s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/wraptas-prod/atara/f97d3e96-06f6-4310-a5ba-848ae56f7f8a/dfc44a78dd02a05fee5202d66b9191ed.png)
B.全体を集計する
この部分は特に解説はいらないと思います。
A/Bで割合を計算する
あとは先の解答の通り、AをBで割り算すれば、「売上全体に対する、特定の条件(営業担当=川田)を満たす売上の割合」を計算できます。
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