【Domo】データ行がない場合のピボット表活用時の注意事項を紹介
はじめに
Domoのピボット表ではExcelのピボット表と同じように、列・行にディメンションを表示させ、そのクロス部分のセルに値を表示させることができます。
しかし、ディメンションの組み合わせによってはデータ行がないものも存在します。
データ行がないセルの表示について説明します。
解説
データ行がない とは
たとえば、↓のデータでピボット表の作成を考えてみます。
ピボット表をつくると↓のようになります。
データには支店「B」の年度「2020」のデータ行がないため、その交点のセルには何も表示されません。
データ行がないセルに「0」を表示する
データ行がなくても例えば「0」を表示したい場合は次のように操作します。
「チャート設定」>「一般」>「空のデータセルに0を入力する」にチェックをいれることで、データ行のないセルに「0」が表示されます。
データ行がないセルはBeast Modeは実行されない
上と同じことをBeast Modeで実行してみましょう。
売上個数がnullの場合(=データがない)、0を返すBeast Modeをつくり、ピボットにいれてみました。
しかし、ピボットのセルには何も表示されません。
これは、データ行がないセルはそもそもBeast Modeが実行されないからです。
(データ行があり、中身がnullの場合はBeast Modeが実行されます。)
さいごに
ピボット表を活用していくと、データ行のないセルの取扱いに気を付けないといけない場面があります。その場合はBeast Modeではなくチャートの設定で表示内容を選択しましょう。
・会社のデータをもっと有効活用をしたい
・Domoに取り込みたいデータソースがある
・Domoの効果的な可視化についてもっと知りたい
・組織においてのDomoの定着化をもっと推進したい
・新しいKPIを作りたいが、自信がない
アタラにはDomoを含むBIツールのエキスパートが在籍しております。
このような課題をお持ちの方は、ぜひお気軽にこちらまでご相談ください。
この記事をシェアする
まずはお気軽にご相談ください
BIシステムの導入からデータ活用の自走化まで支援いたします