【Domo】データ上のユニークキー(一意なキー)の確認・探し方

データの集計、加工を行うにあたって、「ユニークキー」という概念がとても重要になってきます。
 
ユニークキーとは、
このカラム(またはいくつかのカラムの組み合わせ)で分類すると、
他の行と重複しないカラム(またはその組み合わせ
のことです。
 
例えば下記のようなデータがあったとします。
 
ex. 商品マスタ
id商品サイズ価格
C0001椅子10000
C0002椅子8000
D000150000
D000230000
 
このケースだと、
  • idはユニークキーである
  • 商品×サイズ はユニークキーである
  • 商品 だけではユニークにはならない、商品だけではユニークキーにならない
ということになります。
 
 
集計・可視化するためのデータを渡されたときに、ユニークキーを確認しておくと、
そのデータの理解が一気に深まりますので、ぜひこの工程は習慣化しておきましょう。
 
⚠️
人に聞くのでもよいのですが、その情報が間違っている可能性もあるので、私の個人的な考え方ですが、自分でやることに意味があると思っています。
 
 

解説

  1. グラフタイプは表形式を選びましょう
  1. ユニークキーかなと思うカラムを選択します
 
  1. どのカラムでもいいのですが、「すべての行で値が入っているカラム」を選び、「カウント」を設定します。
 
  1. ソートで、3で選んでカラムを選択し、順番:「降順」、集計:「カウント」に設定
 
  1. 表の1行目のカウント列(3で選んだカラムが)が1になっていれば、 このカラム(またはその組み合わせ)がユニークキーであることが確認できます。
 
考え方としては、
  • いくつかカラムを選んで、その全ての組み合わせに対して行がいくつかあるのか集計(カウント)する。
  • その結果をカウント数の降順(多い順)に並び替える
  • その先頭(カウントの最大値)1なら、この組み合わせには重複が発生しない
と理解するとよいと思います。
📊
・会社のデータをもっと有効活用をしたい ・BIツールを導入したい ・BIツールに取り込みたいデータソースがある ・BIツールの効果的な可視化についてもっと知りたい ・組織においてのBIツールの定着化をもっと推進したい ・新しいKPIを作りたいが、自信がない アタラにはBIツールのエキスパートが多数在籍しております。このような課題をお持ちの方は、アタラ合同会社のBIツール導入コンサルティングサービスへお気軽にお問い合わせください。
 
この記事をシェアする