Domoで課題が可視化され、データを視覚的に見る土壌が社内に芽生えた

 
アタラの評価ポイント ・Domoを導入したことで、複数の視点が分かりやすく可視化された ・ダッシュボードの構築をゼロから支援 ・チームで手厚くサポートする体制
 
株式会社ソルブエージェンシー 代表取締役 植山章博様プロモーションマーケティングループ 鳴海さつき様
サービスサイト https://www.lif-er.com/
 
保険代理業、EC、マーケティング、クリエイティブ制作など多岐にわたる事業を展開されている株式会社ソルブエージェンシー。特に保険代理事業では、加入者とファイナンシャルプランナーのマッチングという、特徴的なビジネスを展開されています。
マッチングの効率化・高度化や、複数ある事業の実績の可視化・分析の向上を目指し、Domoの導入を開始。アタラではDomoビジネスダッシュボードの構築と、活用拡大施策の支援を実施しました。
本記事では導入経緯や、導入してからの社内の変化、今後のDomo活用のビジョンまでを、アタラマーケティングチームがインタビューしました。
 

スプレッドシートに限界を感じてDomoを導入

―御社の企業概要について教えてください。
植山:ソルブエージェンシーという会社は、ソルブグループで運営しているLifeRという保険代理店の事業の一部を担っているほか、子会社としてベビー用品のECやニンプスというメディアを運営しているソルブメディアも抱えています。広告代理業や制作の請負も行っております。
 
LifeRについては、保険の契約があると保険手数料を保険会社からもらうという形で、今、13社の保険会社と契約をしております。保険代理店にはファイナンシャルプランナー(以下、FP)という役割の方が社内にいて、お客さまのところに訪問して契約したら手数料が入るという形が一般的です。でも、私たちはお客さまに提案するFPを自社内に持たず、提携している全国の保険代理店に約2,000人いるFPの中からお客さまに合ったFPをマッチングする、という特徴的なモデルを採っています。その中でも、より成績のいいFPのみを私たちは抽出してマッチングします。そのロジックを考えてマッチングすることと、集客をしっかりすることが重要な点です。
 
―では、アタラにご依頼くださった、きっかけを教えていただけますか。
植山:かねてから杉原さん(注:アタラCEO)とはどこかのタイミングでお仕事を一緒にできたら、という話をしていて、何を発注できるかなとずっと考えていました。まずはインハウス支援をお願いして、約1年前にDomoの導入を決意しました。Domoに関しては存在自体は知っていて、今までスプレッドシートで行っていた管理に限界がきたのが導入したきっかけでした。単純に売り上げ管理をしておけばいいだけではなくなってきた、という課題があったのです。
 
新たに可視化の必要性を感じていた指標は、例えば保険の代理店だと、申し込みの数などです。媒体の単位やCPAなども重ねてみる必要もありますし、それが申し込みだけではなく保険の面談や、どの保険会社がどれだけの契約をしたのかとか、見るべき視点が大量にあるのです。これを何か一つの視点だけで見ればいいのではなく、Domoが得意としている複数の視点を組み合わせて分かりやすく可視化する、ということに必要性を感じていました。
 
 
-実際にDomoを導入するに当たって、何名くらいで担当されていたのでしょうか。
植山:基本的にはマーケティングを担当している鳴海と、実際に作り込んでいるもう一人のメンバーでやっています。
 

Domoが社内の共通言語となり、他の部署のメンバーも注目

-アタラは、どういったところで関わらせていただいているのでしょうか。印象に残るエピソードがあれば教えてください。
鳴海:最初はDomoの全体像も何も分からず、ダッシュボードの概念として何ができるのか、どんなことができるのか、どういう可視化ができるのか、というところから講義形式でレクチャーをしていただきました。ダッシュボードについても、まだ形に落としこむことができない状態だったので要望だけ言って、最初はもうほぼ全部つくっていただいてしまって。
 
あらためてこういうことができるのだ、というのがようやく理解できたので「だったら、こういうこともできるよね」と徐々に自分たちでもつくり始めた感じです。ただ、今までずっとスプレッドシート社会でやってきているので表形式の集計のイメージしか頭の中になく、どうすれば視覚的に分かりやすく見ることができるのか、という点はかなり教えていただきました。
 
-現在、どういったデータをダッシュボードで管理されているのですか。
鳴海:ほとんどマーケティング関連で、保険代理店として見たい数字をいくつかのダッシュボードに分けて見ているのがメインです。最近では新たに、どういう保険会社からの売り上げが何割ずつあるかや、申し込みに至る前段階の見込み顧客から実際に申し込みをするところまでの営業活動状況など、申し込みから契約獲得までのフェーズについてもつくり始めていて、分析を深めていきたいと考えています。
 
-そのダッシュボードというのは全社展開されているのですか。
鳴海:はい。数字周りは基本的に皆さんに見てもらえるようになっています。
 
-見やすくなったことで感じられた効果や、意識が変わったということはありますか。
鳴海:最近ようやく皆さんに見てもらえるようになったと思います。最初は「そういうのがあるのだな、へえ」くらいのリアクションだったのですが、今では徐々にDomoが共通言語になってきていて「Domoで見ておいて」で通じるようになってきました。ほとんどがマーケティング関係の数字で、カスタマーや制作のクリエーティブチームは見る機会がなかったのですが、私たちがDomo、Domoと言っているのもあって「これはどうやって見るのですか」「この数字はなんなのですか」という質問を受けるようになってきていて、手応えを感じます。
 
-数字を見る、データを見るという文化が少しずつ根付いてきたのですね。
鳴海:はい。
 

マーケティングだけではなく管理部門での導入も検討

-今後はどういった指標やデータを可視化していきたいですか。
鳴海:LifeRであれば、まだやりたくてもできていないことがたくさんあります。例えば、LifeRの売り上げは保険手数料がほとんどなのですが、その他の収入の割合も見られたらいいなと思いますし、広告費用の推移や内訳についても、売り上げと照らし合わせて見ることができれば、より全体が見えてくると思います。まだまだ見たいものがたくさんありつつ、できていないことがあるので、優先順位をつけながらやっていければと思っております。
 
-広告の本当の評価を早くDomoで見たいですね。本当にLifeRの利益につながっているかどうか、売り上げに直結するデータというか。
植山:少し補足させていただくと、ECなどとは異なり、広告を使って保険の相談申し込みがあっても、そこから面談が数カ月にわたって行われ、契約があってから少しだけお金が入るので、売り上げと広告の効果のひも付けが相当複雑なのですよね。それをいかに分かりやすくするかを工夫するのは、とても大変ではありますが、そこにチャレンジしていきたいです。この業界でやっているところはないような気がするぐらい複雑なのですよ。
 
-実現したら、かなり先進的な事例になりそうですね。
植山:いや、おそらく日本初でしょう。LifeR以外だと、他にもベビー用品のECショップでもいろいろと見られる指標があるのですが、そこではDomoを使っていないので、今後取り入れたいです。同様にマタニティーの情報サイトでも活用できるところがあるのを全くできていないので、それをやっていこうと思っています。
 
あとは御社でもやっているかもしれませんが、バックオフィス管理の領域に使うことにも興味があります。コワーキングスペースの活用や、管理的な分野での人別の利用度など、そういったこともDomoを使うと分かりやすく可視化できると思うのです。
 
-アタラでも、今オフィスに出社している人数や、どれだけ席が使われているかをDomoでダッシュボード化しています。ぜひ実現されるときは、その辺のノウハウも共有できるのかなと思います。では最後に、今後アタラにDomoで期待する部分がありましたら、教えていただけますか。
鳴海:私が関わっているマーケティング周りのところはある程度考えが浮かびますが、それこそ経営管理など全く違う分野となると、どのようにに見せたらよいか、という視点をいただくことになるだろうと思っています。やはりスプレッドシート脳だと思い浮かばないことがたくさんあるので、そこで他社の事例や、御社内でやっているようなことを教えていただけるとありがたいです。
 
植山:御社で関わっていただいている皆さまは、とても素敵なメンバー構成なのですよ。役割分担ができていて、チームとして見ていて、すごくいいな、といつも思っているのですよね。丁寧に教えていただけるし、的確なご指摘もいただける。しかも中期的な使い方のところまでひっくるめて考えていただいているので、そこは本当に感謝しています。
 
これからさらに、いろいろなデータを引っ張ってつなげることが出てくると思いますし、課題もどんどん複雑になってくるので、表現方法などを教えていただきたいです。最終的には私たち自身が聞かなくてもできるような力をつけていきたいなと思っています。
 
-ありがとうございます。今後ともアタラをよろしくお願いいたします。
 
 
 
この記事をシェアする